オイル交換は車のメンテナンスとしてたくさん行いますよね。
そのため、オイル交換に使うメンテナンス費用ってバカになりません。
しかし、高いからといってオイル交換を怠ってしまうと燃費も落ちてしまいますし、なによりエンジントラブルにつながります。
私は長い期間オイル交換を忘れていたときがありました。
忘れていることに気づいたときすぐにオイル交換をしたら燃費がオイル交換前と比べてかなり良くなったのでとても驚きました(^_^ ; )
そんな車のメンテナンスでとても重要となるオイル交換について、今回はとても人気なマツダ・CX-5のオイル交換時期、オイルの量とおすすめ粘度、オイル交換に必要な費用を紹介いたします!
【マツダ・CX-5】オイル交換時期について
車をすでにお持ちのかたは知っていると思います、おなじみのオイル交換ですが、
実は車種によってオイルの交換時期が変わってくるのはご存知でしょうか。
オイル交換は新車で初めての場合、1ヶ月または3千キロでの交換がおすすめです。
その後は現在は性能も良くなってきており、1万5千キロまたは1年ごとにオイル交換をして、オイル交換2回するごとにオイルフィルター(もしくはオイルエレメントという)を1回交換するのが一般的です。
マツダのCX-5のオイル交換時期は、
ガソリンエンジンの場合は、1万5千キロまたは1年ごと、ディーゼルエンジンの場合は、1万キロまたは1年ごとに交換することが推奨されています。
しかし、シビアコンディションの場合はこれに限らず、交換時期は早まります。
シビアコンディションとは1年での走行距離が2万キロ以上であったり、悪道(坂道、泥道、非舗装路、雪道など)での走行、市街地や渋滞での低速走行が多くアイドリング状態となる時間が長い場合などのことを言います。
(他にも、1回の運転が短距離走行(8キロ以下)の場合が多かったり、寒冷地であったりすることもシビアコンディションとされます。)
自分がシビアコンディションでの運転が多いと思った方は、ガソリンエンジンの場合は、7千5百キロまたは6ヶ月ごと、ディーゼルエンジンの場合は、5千キロまたは6ヶ月ごとに交換することをおすすめいたします!
走行距離または走行期間のどちらか早く条件に引っかかる方での交換をしましょう。
ちなみに、どちらか分からないという方は日本ではシビアコンディションでの走行に該当される方の方が多いため5千キロまたは6ヶ月ごとの交換と想定しておくと良いでしょう。
さらにディーゼルエンジンを使用している場合は「DPF再生」という機能があり、特性・機能を生かせない場合は注意が必要です。
DPF(Diesel Particurate Filter)は、一般的にはエンジンとマフラーの間に装着されており、有害な物質を除去するフィルター装置のことです。
フィルター部分に有害な物質(微粒子)を溜めすぎて詰まってしまうことを防ぐために、エンジンの排気温を上げて微粒子を燃焼させるシステムを「DPF再生」といいます。
このDPF再生ですが、短距離・低速走行が多いとDPF再生が可能な温度にならないことがあり、正しく処理がされないためにオイルの劣化が早まってしまいます。
このようにさまざまな注意点がありますので、ご自身の運転環境によって、柔軟にメンテナンス期間を設定していきましょう!
【マツダ・CX-5】オイル量とおすすめ粘度紹介
オイルの交換時期についてはわかりました。
ではオイルは何を使用するのが良いのでしょうか。
オイルって種類がたくさんあって、何を使用すればいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、ここではオイルの量とおすすめの粘度を紹介いたします!
まず、マツダ・CX-5のオイル容量はエンジンの出力で変わってきます。
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/
オイル交換のみの場合は、それぞれ以下の様になってます。
・ガソリン車(2000) : 4.0L
・ガソリン車(2500) : 4.3L
・ディーゼル車(2200) : 4.8L
また、さらにオイルフィルターを交換する場合はさらに0.2~0.3L多く必要なため、以下の様になります。
・ガソリン車(2000) : 4.2L
・ガソリン車(2500) : 4.5L
・ディーゼル車(2200) : 5.1L
オイル交換の際の料金の目安やオイルをご自身でご購入される方などは参考にしてください。
次にオイルの粘度についてですが、オイルの粘度とはそのままの意味でどれだけドロドロしているかということです。
オイルの粘度は例えば、「0W-20」のように表記されています。
この表記のWの左側の数字は数字が小さいほど、低温時でもよりさらさらとしているオイルであることを示しています。
オイルがさらさらとしているとなにが良いかというと、それは何といっても燃費が良いということです。
なぜ、オイルがさらさらしていると燃費が良いかというと、オイルがさらさらしていることで車の始動性(走り出し)が良くなるので、よりエンジンにかかる負荷を少なく走ることが出来るためです。
なお、この数値が小さいほど低温時でもさらさらしていることでより寒さに強く、冬向きなオイルであるとも言えます。
また、粘度の表記の「-」から右側の数字は大きいほど、温度が高い状況でもドロドロとしているオイルであることを示しています。
高温でもオイルがドロドロとしていると高速性能、耐摩耗性(摩擦が少なくすり減りにくいということ)が良いということです。
高速道路を良く使用する方などはこちらの数値をより気にしてオイル交換をしてあげると良いですね。
なお、この数値が大きいほど高温時でもドロドロしていることでより暑さに強く、夏向きなオイルであるとも言えます。
このように粘度の違いによって特性があることがわかりました。
そして、「W」の左の数字と「-」の右の数字の幅が広ければ広いほど様々な走行環境や、季節・温度に対応しているということになります。
しかし、だからと言って「0W-60」などの幅広いオイルでも良いかというと、そうゆうわけでは無く、車種によって推奨されているオイルの粘度があります。
そこで私がおすすめするマツダ・CX-5のオイル粘度は「5W-30」です!
始動性がよく、高速性能も良いです。
純正のオイルの粘度とも近くおすすめです。
もちろんこれは私のおすすめであり、ご自身の運転環境や寒冷地であるなどの環境を考慮し、決めることも重要です。
また、オイルには粘度の他に、オイルベースや品質規格によってもさまざまな種類があります。
それぞれご自身にあったオイル選びで愛車をより良い状態にメンテナンスしてあげましょう。
【マツダ・CX-5】オイル交換費用について
さて、最後になりますが、一番みなさんが気になるところかと思います費用についてです。
オイル交換は車のメンテナンスでも高頻度に行います。
高頻度に行うだけあってやはり費用はとてもきになりますよね。
マツダ・CX-5のオイル交換費用ですが、大体1万円ほどかかると想定しておいてください。
というのは、オイル交換をする際に2回に1回のペースでオイルフィルター(オイルエレメント)の交換があるからです。
もちろんオイルフィルターの交換無しでオイル交換のみの場合は、5千円~7万円程度となりますし、工賃等の値段はディーラーさんで行うかそれともオートバックスやイエローハットなどに交換を依頼するかによってだいぶ変わってきます。
さらにディーラーさんによってはオイル交換カード(サービス価格)などを行っていたりします。
これがセット価格の販売で、例えば5回で1万円であったり、3回で9千円であったりなかなか安い価格で行ってくれます。
この場合は、1回の工賃は2千円~3千円程度で済むことになりますね。
このようなサービスもあることも覚えておくと良いですね。
もし、ご相談できるディーラーさんがいるのであればに聞いてみると良いかと思います。
ただ、先述しました通り、オイル交換をする際に2回に1回のペースでオイルフィルター(オイルエレメント)の交換もありますので、大体1万円ほどかかることを想定しておいてください。
オイル交換は費用もかかったり、意外に忘れてしまいがちなメンテナンスですが、出来るだけご自身の環境にあったオイル選び、交換頻度を保ってより車に負荷をかけることのないメンテナンスを心がけましょう!
キャッチ画像引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/?car_id=cx-5