マツダのコンパクトSUVとして有名なCX-5ですが、現在では最新型のCX-8まで販売されるようになりました。
CX-8が販売されるようになり、今まで明らかになっていなかったCX-5の細かな情報もわかるようになったと思います。
そこで、今回はCX5の不具合とリコールの2つの内容に絞ってお話しします。
CX-5を購入するのか、しないのかを迷っている方はぜひ参考にしてみましょう。
目次
【マツダ・CX-5】不具合はある!?
引用:https//mazda.co.jp
マツダのコンパクトカーとして人気のあるCX-5ですが、不具合は起きやすいのでしょうか?
ガソリン車とディーゼル車の2つの顔を持つ魅力的なCX-5ですが、不具合については購入する前に知っておきたい情報ですよね。
詳しくみていきましょう。
予防安全装置関連
引用:https//mazda.co.jp
CX-5の不具合が起きる箇所として予防安全装置があります。
実際に発生した不具合の中に「自動ブレーキの誤作動により、減速もしくは、エンジンの回転数が上がらず加速しない」という内容がありました。
CX-5の予防安全性能はマツダ車の中でもトップクラスの技術を誇りますが、必ずしも状況を正しく検知するわけではないようです。
安全性能を高める機能が、逆に意図しない運転につながってしまっては予防安全性能の意味がありません。
安全性能に少しでも違和感や「おかしいな」と思った方は、すぐにディーラーや整備工場で点検を受けましょう。
事故が起こった後に後悔しては遅いです。
何事も早めの行動が大切になってきますので注意しましょう。
センサー、警告灯関連
引用:https//mazda.co.jp
CX-5を購入して最初の車検を過ぎた頃にセンサー関連のトラブルが2つの不具合が起こる場合があります。
・純正以外のパーツ取り付けでの不具合
・センサーの誤作動
パーツを自分で追加したり、交換した後にセンサーが正常に動作しないケースがあります。
自分でパーツをカスタムすることは良いのですが、やはりディーラーに行って取り付けてもらうことをおすすめします。
パーツをつけたことで故障してしまっては、余計なお金がかかるだけなので気をつけましょう。
次にセンサーの誤作動について以下の不具合が起きる場合があります。
センサーの誤作動の場合でも、センサー自体が故障している場合と、朝露や温度など外的要因によって正常に動作していない場合の2つの要因があります。
対処法としては、ディーラーや整備工場で点検をしてもらう必要があります。
参考にしてみましょう。
エアコンの不調(ニオイ・動作不良)
引用:https//autoc-one.jp
CX-5の不具合が多い箇所にエアコンの不調がありました。
エアコンコンプレッサーは経年劣化により上手く動作しないことが多い部位です。
エアコンの不具合が起きれば夏場や冬場などを乗り越えることは困難になってしまいますよね。
エアコンが効かないなんて地獄としかいいうようがありません。
対策としては、「修理するのか、買い替えを検討するのか」の2つの選択があります。
まず最初にやることとして修理業者に依頼してみましょう。
エアコンコンプレッサーの修理費用の相場は10万円ほどかかりまる可能性があります。
年式が古いモデルであればあるほど、エアコンの修理費用が高額になる傾向があります。
「車を買い替えるか、それとも修理するのか」をしっかり考えましょう。
走行時の「ガラガラ音」
引用:https//mazda.co.jp
走行時に異音が発生するトラブルも多いです。
特に、走行距離が5万キロを越えたCX-5で同じような傾向が起きる可能性が高くなります。
ディーゼル車と特有の異音です。
ほとんどの場合、ショックアブソーバーやダストブーツ、フロントストラットベアリングなどの交換で修理し、異音を解消することができます。
走行中に異音が鳴りつづけていると運転車からはストレスになりますよね。
ストレスをなくすためにもディーラーや修理業車に依頼して直してもらいましょう。
【マツダ・CX-5】リコールについて!
引用:https//mazda.co.jp
ここまでCX-5の不具合について紹介してきました。
CX-5の不具合の次にお話しするのはリコールについてです。
CX-5のリコールが起きやすい車なのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
「ターボチェージャー」についてのリコール
引用:https//mazdafan.com
ディーゼルエンジン車のターボチャージャにおいて、これまでに実施した点検等の措置が不適切なため以下のリコールがありました。
エンジン内部で発生する金属粉で当該ターボチャージャの軸が摩耗するというリコールです。
リコール対処法として
・もう一度、全車両のターボチャージャを点検し、異常なものは新品に交換することが挙げられています。
バキュームポンプについてのリコール
引用:https//23eni.biz
ディーゼルエンジン車のバキュームポンプにおいて、ポンプ軸が摩耗するリコールがありました。
バキュームポンプの不具合が原因で、そのまま使用を続けると一時的にブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。
リコール対処法として
・全車両、バキュームポンプを対策品に交換します。
・全車両のバキュームポンプを点検し、異常なものは正常な物に交換します。
カメラ(レンズ表面のコーティング)についてのリコール
引用:https://www2.mazda.co.jp/service/recall/ra/20170214107/3993.html
車両の直前および直左の周辺状況を確認するカメラにおいて、レンズ表面のコーティングが不適切なものがあります。
カメラレンズの不具合により、洗浄剤や雨水などに含まれる酸でコーティング剤が浸食されます。
そのまま使用を続けると、レンズ本体も浸食して白濁化する可能性があるそうです。
最悪の場合は、車両の直前および直左の周辺状況を確認できなくなるおそれがあり、安全とは言えない状態になります。
リコールの対処法として
・全使用者へ当該不具合について周知徹底しています。
・レンズの白濁が発生している場合は、サイドカメラを対策品として交換します。
緊急点滅表示灯及び非常点滅表示灯のリコール
引用:https://www2.mazda.co.jp/service/recall/ra/20150914107/3649.html
急制動及び事故発生時に緊急点滅表示灯及び非常点滅表示灯により後続車に注意をうながすシステムに不具合が起き、リコールになることがあります。
制御プログラムが不適切なために、当該システムの作動時に非常点滅表示灯の点滅回数が保安基準に適合しない状態になる可能性があります。
リコール対処法として
・全車両、制御プログラムを対策プログラムに再度修正します。
・当該制御用コンピュータを対策品に交換します。
【マツダ・CX-5】不具合、リコールについてまとめ!
引用:https//mazda.co.jp
今回はCX-5の不具合とリコールの2つの問題について紹介してきました。
みなさんの感想はいかがだったでしょうか?
ここまでのCX-5の不具合」やリコールについての内容をまとめると以下になります。
【故障について】
・予防安全装置関連
・センサー、警告灯関連
・エアコンの不調
・走行時の「ガラガラ音」
【リコール内容】
・ターボチャージャ
・バキュームポンプ
・カメラ(レンズ表面のコーティング
・緊急点滅表示灯及び非常点滅表示灯のリコール
最後になりますが、「マツダ車が故障しやすいのか」と言われると決してそうではありません。
確かに、1990年代は国産車の中では「マツダの車は故障しやすい車」と言われても仕方がない部分もありましたが、2000年以降は品質が大きく改善されています。
それでも、マツダ車に不具合が多いと感じている方は「マツダはディーゼルエンジン」に力を入れているからです。
クリーンディーゼルエンジンはまだ開発期間が短く、発展途上であるため、どうしても故障件数は増加してしまうのです。
このことをしっかりと頭に入れておきましょう。